環境生活学研究室 環境マネジメントをデザインする。Design for Environmental Management

岩﨑研（環境生活学研究室）にようこそ。

福岡女子大学 国際文理学部 環境科学科 環境生活履修コース（兼同大学院 人間環境科学研究科 環境マネジメント専攻）に所属している研究室です。

当研究室では、生活者（またはコミュニティ）の視点から直面する諸問題に焦点をあて、個別細分化された学問領域に縛られず学際的な見地から課題解決に向けた環境マネジメントのデザインを追究します。具体的には、「環境配慮行動」?「自然資源管理（コモンズ）」?「リスク評価?コミュニティ再生」をキーワードに、フィールド調査や社会実験を実施しています。

「百聞は一見に如かず」。この言葉は学生時代からの私のモットーとなっています。地域や国によって取り巻く自然環境や文化、価値観は異なり、環境に対する人々の意識や行動は千差万別です。インターネットを利用すれば、たくさんの情報を容易にアクセスすることができますが、得た情報を鵜呑みにして固定観念を生み、本質を見る目を曇らせてしまいます。情報を鵜吞みにしたり情報に安易に流されたりせず、現場で何が起きているか、実際に足を運んで自分自身の五感で感じとることを大事にしています。これまで、日本、インド、タイ、スリランカ、インドネシア、ラオスなどで調査研究を実施してきました。学生の研究フィールドは、大学キャンパスや学生寮、大学近隣の団地?住宅地などの身近な対象から、海外のフィールド調査まで、学生の自主性を重んじて決定します。国内外問わず、岩﨑研の学生の多くは外部の連携機関（政府?企業?NGO?他大学等）との協力の下で調査?実験を行っています。海外研究を目指す学生には、海外体験の機会も提供しますので、気軽にお問合せください。

研究の醍醐味は「面白い」と思うことです。研究テーマの選定は、自身の過去の経験や興味ある分野、気になる環境活動、国や地域でも構いません。研究内容の「種」はいたるところに見つけることができます。常にアンテナを広げて、「面白い」と思う研究テーマを見つけ、調べ、そのテーマについて社会に発信できる能力を身につけることを期待します。