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国文学科

研究室紹介

大学院・

国文学専攻

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 大久保順子 (OHKUBO Junko) E‐mail:pjon@fwu.ac.jp
研究分野
日本近世文学
浮世草子、仮名草子、近世説話等の散文作品研究

   国語教育 (古典文学教材研究、国語授業研究 等)

担当授業科目
学部:

日本文学の歴史、江戸時代の文化と文学、近世文学講義T・U、国文学演習V・Z、実践国語教育研究、国語教育法T・U(・V・W)、特別研究、異文化理解と国際化 (平21)

演習への招待(平22)

大学院: 近世文学特殊研究T・U、近世文学特殊演習T・U・V・W

 

履歴
1990年3月  東北大学大学院文学研究科博士前期課程(国文学専攻)修了(文学修士)
1993年3月 東北大学大学院文学研究科博士後期課程(国文学専攻)所定単位取得退学
1993年4月 八戸工業高等専門学校一般教科専任講師
1998年4月 福岡女子大学文学部専任講師
2001年4月 福岡女子大学文学部助教授

2007年4月

福岡女子大学文学部准教授(現在に至る)

 

学会等における活動
所属学会

日本近世文学会、日本文芸研究会、日本文学協会、説話文学会、和漢比較文学

会、全国大学国語教育学会、西鶴研究会 ほか

その他の活動

国文学研究資料館国文学文献資料調査員

柳川古文書館委嘱柳川市史専門研究員 

   
                                                        
主たる研究業績
◇著書
2010年 『仮名草子集成』第四十六巻(共編著)(東京堂出版)
2009年 『仮名草子集成』第四十五巻(共編著)(東京堂出版)
2000年    『仮名草子集成』第二十七巻・第二十八巻(朝倉治彦・大久保順子 共編著)(東京堂出版)
   
◇学術論文
2012年

「西鶴作品教材化の背景と「古典教育」観

 ―藤村作の中学国語教科書編集と近世作品教材の例より―」(『文芸と思想』第76号)

2011年

「藤村作の国語教育論と西鶴訳注の背景

  ―出版状況と「古典普及」活動―」(『文芸と思想』第75号)

2010年

「「実践国語教育研究」授業改善検討による国語科教育研究報告

  ―教育実習生の教材研究における課題―」(『文芸と思想』第74号)

2009年

「国語教材「白河の関」から「おくのほそ道」へ

   ―作品研究史と古典指導の「間」の課題―」 (『香椎潟』第55号)

 

「西鶴作品の教材化にみる古典学習指導上の課題

   ―『世界の借屋大将』の例を中心に―」 (『文芸と思想』第73号)

2008年 「歴史的「残影」の方法―『武家義理物語』の空間性―」(『香椎潟』第54号)
  「『大倭二十四孝』―「山名玉松」における「孝」のダイナミズム―」(『アジア遊学』第112号)
2007年 「『板倉政要抄本』と西鶴受容―後代の裁判話抄録の意識―」(『香椎潟』第53号)
 

「研究史を知る−『本朝桜陰比事』」

「江戸の怪異スポット・博多」          (『西鶴と浮世草子研究』第2号)

  「『板倉政要』続編裁判説話の性質」 (『文芸と思想』第71号)
2006年 「『和漢軍譚』と『和漢軍談』」(『文芸と思想』第70号)
  「『板倉政要』写本「正編」説話の様相―架蔵本他、諸本の例より―」(『香椎潟』第 52 号)
2005年

「明治の教科書にみる「逸話」の行方」

    (福岡女子大学近代日本研究会編『近代日本の精神形成史の研究』)

 

「『続板倉政要』系列裁判説話の研究(四)―内閣文庫蔵本と系統本文―」

                               (『香椎潟』第51号)」

 

「四十あまりの女―『嵐は無常物語』巻上の三「世の人しらぬしにをするかな」―」

(木越治編・国文学解釈と鑑賞別冊『西鶴 挑発するテキスト』 至文堂)

2004年 「説話の再編と受容―『昔物語治聞集』と改題本の諸本―」(『香椎潟』第50号)
  「「外が濱」の敵討―『武道伝来記』の空間性―」(『日本文学』第53巻第10号)
 

「『板倉政要続篇』と『板倉政事要鑑』―『後編』系列諸本の特質―」(『文芸と思想』第68号)

2003年 「「延宝八年」の仏教説話―『古今犬著聞集』所収話考(2)―」(『香椎潟』第49号)
 

「「役者」の存在とその追善の意味―『嵐無常物語』の方法―」(『文芸と思想』第67

号)

2002年 「『武道伝来記』「大蛇も世に有人が見た様」小考」(『文芸と思想』第66号)
  「『三国物語』の二本に関して―小城鍋島文庫本と広島大学蔵本―」(『仮名草子集成』第32巻、東京堂出版)
2001年 「『続板倉政要』系列裁判説話の研究(二)―東北大学蔵本と宮内庁書陵部蔵本所収裁判話―」(『香椎潟』第47号)
1999年 「『棠陰比事』系列裁判話小考―「諺解」「加鈔」「物語」の翻訳と変容―」(『香椎潟』第44号)            
  「『板倉政要』「続編」諸本考」(『香椎潟』第45号)
1997年 「「恨み千万近所へ縁付」考―『本朝桜陰比事』試論―」(『文芸研究』第143集)
1992年 「『本朝二十不孝』「跡の剥たる嫁入長持」論―「評語」の表現をめぐって―」(『文化』第55巻3・4号)
   
◇解題・解説・資料翻刻・学会時評・共同研究プロジェクトその他
2011年 ブックレビュー「広嶋進著『西鶴新解―色恋と武道の世界』」(『西鶴と浮世草子研究』Vol.5、笠間書院)
2009年 「巻三の四 紫女 妖女の「雅」と「俗」」(『西鶴諸国はなし』西鶴研究会編、三弥井古典文庫)
2008年

「教材としての西鶴作品―古文指導上の課題―」(平成19年度福岡女子大学研究奨励交付金研究「教職をめざす学生支援のための教材研究プロジェクト」)

2006年

ブックレビュー「染谷智幸著『西鶴小説論―対照的構造と〈東アジア〉への視界―』」

(『西鶴と浮世草子研究』Vol.1、笠間書院)

2004年

平成16年度福岡女子大学研究奨励交付金研究「近代日本の精神形成史の研究」

(福岡女子大学 近代日本研究会 :研究代表者)

 

『西鶴が語る江戸のミステリー ―西鶴怪談奇談集― 』(西鶴研究会編、ぺりかん社)

2003年 『新編西鶴全集 第三巻』(新編西鶴全集編集委員会:浅野晃・冨士昭雄・井上敏幸・杉本好伸・森田雅也・中嶋隆・藤原秀城・広嶋進・大久保順子、勉誠出版〔平成14年度日本学術振興会科学研究費補助金研究成果公開促進費助成出版〕、『懐硯』共同担当)
2001年 「「書く」「読む」ことの愉楽」(週刊朝日百科『世界の文学』85〜日本U・井原西鶴、江島其磧ほか〜、朝日新聞社)
2000年 「古今犬著聞集」その他、項目執筆担当(『日本説話伝説大事典』勉誠出版)
1999年 「女郎花物語 抄」「海人のくぐつ 抄」本文翻刻・解題担当(『批評集成・源氏物語』第一巻近世前期編・第二巻近世後期編、ゆまに書房)
1997年 「平成八年・国語国文学界の展望(U)近世・小説U(西鶴・浮世草子を中心に)」(『文学・語学』第157号)
1996年 『東北大学附属図書館狩野文庫所蔵『古今犬著聞集』本文翻刻篇』(平成7年度文部省科学研究費補助金〔奨励研究(A)〕による出版)

 

 

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